ワイン産地 南シュタイヤ‐マルク州(Südsteiermark)
少し前の秋の頃の話ですが、アルプス山系に囲まれた、オーストリアの南シュタイヤーマルク州までドライブ旅行に行ってきました。この地域は、特別な気候条件と豊かな土壌に恵まれ、まさにワインの宝庫。2018年からDAC(地区特定ワイン)の認定を受けており、美しい自然と豊かな文化が見事に融合していて、色とりどりのブドウ品種が育まれています。
ワイン品種
特に代表品種のソーヴィニヨン・ブランで知られていますが、ヴァイスブルグンダー(ピノ・ブラン)やモリロン(シャルドネの現地名)、ゲルバー・ムスカテラー(白ブドウのムスカット)など多様なブドウ品種も栽培されています。
テロワール
地域の土壌は主に貝殻石灰岩、粘土、風化した岩石から成り立ち、急斜面のおかげで排水の問題はなく、小さく濃縮されたブドウが育まれます。高い斜面のブドウ園は海抜550メートルに達し、夜間は気温が低下します。急勾配のぶどう畑が多く、美しい丘陵地帯となり、ドライブや散歩が楽しめます。
クロポッツ風車(Klapotetz Windmill)
葡萄畑を散策していると、なんとも懐かしい感じのする木の風車を至る所で発見👀調べてみると、19世紀から存在する伝統的な木造構造で、地域の文化遺産の一部となっており、風力を利用して穀物を粉にする重要な役割を果たしているそう。
ワインだけでなく、美しい風景や歴史的な名所も多い南シュタイヤーマルク州。丘陵地帯をドライブしたり、お散歩を楽しんだり、季節によってはホイリゲに立ち寄るなどしながら、オーストリアの素晴らしい自然を心ゆくまで満喫できます😀
オーストリア旅行の際には、ぜひ訪れてみてください!
Grüß Gott❤
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