今回のブログは、チーズ好きの方にはたまらない内容です🧀🐭🧀🧀🐭🧀
オーストリア西部、スイスとの国境に位置するフォアアーベルク州。ここ数回旅行記を書いてきましたが、今回はこのエリアで最も有名な特産品、豊かなチーズの魅力をたっぷりご紹介します。
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| ▲オーストリア最西端のフォアアーベルク州 (画像出典:TUBS - Austria location map.svg by Lencer) |
地元のスーパーのチーズコーナーは豊富なチーズが盛りだくさん。ついついたくさん買ってしまい気づけば、冷蔵庫がチーズでパンパンに…!
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| ▲地元スーパーのチーズコーナー |
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| ▲チーズの品評会開催! |
歴史と伝統が息づくチーズ作り
フォアアールベルクのチーズ作りは、もともとバターを作った後の脱脂乳を使った「サワーミルクチーズ」から始まりました。ところが三十年戦争後、隣国スイスのアッペンツェル地方からやってきた職人さんたちが「フルミルクチーズ」の技術を伝授!それ以来、コク深いチーズが主流となりました。
この地域では、何世紀にもわたり、個性豊かなチーズが生まれ続けています。まさに“伝統の味”が息づく土地です。
代表的なチーズたち
- Bregenzerwälder Bergkäse:州東部の美しい山岳地帯、ブレゲンツァーヴァルト地方の名物ベルクケーゼ(山のチーズ)。最低3ヶ月、長いものでは2年も熟成され、約45%の脂肪分を含みます。小さな穴が品質の証!味はマイルドからスパイシーまで幅広く、ナッツやハーブの風味が特徴です。
- Vorarlberger Bergkäse:生乳から作られ、EUの「PDO(原産地名称保護)」に登録されているこのチーズは、ブレゲンツァーヴァルトだけでなく、南部のクラインヴァルザータールや西部のライブラッハタールなどでも生産されています。スパイシーでピリッとした風味、アイボリーから淡い黄色の色合い、外皮は黄褐色から茶色。伝統料理「ケーズクネップフレ」や「ケーズフラーダ」にも欠かせません。
- Alpkäse(アルプケーゼ):未処理の牛乳から作られるハードチーズで、約45%の脂肪分。黄色いチーズに、ざらざらした茶色の外皮が特徴です。牧草やハーブの香りが豊かで、コクと旨味がしっかり感じられます。
- Sura Käs(モンタフォン地方のサワーチーズ):白くて柔らかいフレッシュチーズ。独特の酸味と軽い食感が特徴で、低脂肪。18世紀ごろからケルト人も食べていたとか!円筒形で、白から黄色の色合い。熟成度によって、フレッシュでスパイシーから力強い味わいまで楽しめます。ほんのり酸味と塩気が絶妙です。
その他の個性派チーズ
- Räßkäse(レースケーゼ):パスチャライズ牛乳を使用したセミハードタイプのチーズ。しっかりした食感が魅力。
- Bachensteiner(バッヘンシュタイナー):リムブルガーやムンスターに似たソフトチーズ。香りが強めなので、チーズ上級者向け!?
- Ländle Rheintaler(レントラー・ ラインタラー):食べられる明るい茶色の外皮が特徴のしっかりしたチーズ。見た目も味も個性的。
- Seagen(ゼーゲン):チーズ製造の際に残るホエイ(牛乳を凝固させた後、固形分と分離して出てくる液体部分)から作られ、イタリアのリコッタに似ていると言われますが、独自の味わいです。
チーズの旅「Käsestraßeカゼシュトラーセ」
ブレゲンツァーヴァルト地方には「カゼシュトラーセ」という、地元のレストランやチーズ工房、販売店が連携した観光ルートがあります。ここでは、さまざまなチーズを味わいながら、職人たちの技術や伝統に触れることができます。詳しくは公式サイト(www.kaesestrasse.at)をチェックしてみてください!
チーズ旅の終着点は、ちょっと幸せな余韻
フォアアールベルク州のチーズは、地域の歴史や文化、そして豊かな自然の恵みがぎゅっと詰まった逸品ばかり。
オーストリアに来られる機会があれば、ぜひ味わってみてください。気づけば、帰りのスーツケースがチーズでいっぱい…なんてこともあるかもしれません。
Grüß Gott❤




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